『ガラ』



おいたらすぐ帰ろう...そう想っていたはずなのに



保健のおばちゃんはいない---。




あぁー!!!


俺は奥のベッドに上野を降ろし、近くのイスに腰を下ろした。



しばらくいるしかねぇな。



付き添いの人が放棄すると呼び出されるし...



面倒だからいいか。






そして今に至るわけだ。





それにしてもコイツ...



どんだけ起きねぇんだよ!


はぁ。



そして気がつけば、俺までもが眠っていたのはボロが出たな。