――チュンチュン・・チュン 美「・・・ん」 鳥の鳴き声が聞こえ、ゆっくりと瞼を開ける。 美「ここ、何処だろ・・・」 床は畳で壁や天井は木、扉は障子の襖。 布団から体を起こそうと手を付くと、 美「いッッ―――」 左肩に激痛が走った。 美「そーいえば私、変な男に襲われて・・・・・」 肩を斬られたんだ・・・ それでそのあと足音が聞こえて・・・・って、あれ??そのあとどーなったんだっけ?? 肩の傷も綺麗に手当てしてあるし。