シンデレラに玻璃の星冠をⅡ


「な、なあ…!!! 七瀬大丈夫か!!?」


会話を遮るように、煌が言った。


促された光景。


七瀬紫茉が…ふらふらと立ち上がっていたのだ。


揺れている。


あの黒いモノと同じリズムで揺れている。


トランス状態のようだ。


依然黒いモノに包まれて…いや、黒いモノが…彼女の中に吸い込まれているのか!!!?


「ふふふふふふ」


突如聖が笑いだした。



「よしよしよしよし」


愉快そうに笑うその顔に…加虐めいたものが浮かんだように思えたのは気のせいなのか。


「今、紫茉はんに…魔方陣の力が移動しとりますのや」


術を無効化する力が、七瀬紫茉に!!?


「紫茉はんに"アレ"が移動完了すれば、あそこにいる大勢の人間達が紫茉はんと交わりに襲いかかります」


「「「え!!!?」」」


軽く言われたけれど…

つまり…


「七瀬、やっぱ輪姦されるのか!!?」


「うーん、その言い方は正しくはありませんな。一番意味近う言葉使うならば、"孕ませられる"やろか」


「「「!!!!」」」


「紫茉はんに種を植え付ける代わりに、紫茉はんに入った力を頂く。まあ…ギブアンドテイクや。女には種はあらへんからに、ただ力のご相伴預かるだけやろけど」