「此の世でワンちゃんは…愛される資格なんてない。だから人を愛する資格もない。何よりワンちゃん自身判っているでしょう?
君が大好きな子は、誰を選んだ?」
俺が…。
俺が好きな女は…。
「THE END」
――櫂様を選ばれた。
「如月くんは――
未来永劫…1人だよ?」
どくん。
「苦しいでしょう? 辛いでしょう?
ねえ…助けて欲しいでしょう?」
どくん。
「1つだけ、その苦しみから逃れられる方法がある。
僕なら…
如月くんの願いを叶えて上げられる」
「俺の願い…」
どくん。
「時を巻き戻しても上げられる。
――どうだい?
僕に…君の心を――」
心、を?

