あまりに―― 酷いじゃございませぬか。 年端(としは)もいかぬ子供に こんな惨いことを。 幾ら数奇な運命の元で生まれたとはいえ、 此の子に罪はございますまい。 そうでございます。 これは私の独断。 世界がどのように変わろうとも、 それでも―― 私は此の子を助けたかった。 此の子だって―― 一人の人間には変わりはせぬ。 私だって―― 一人の人間なのでございます。 貴方だって―― 人間なのではございませぬか。 それでも貴方は―― 私をお責めになりますか。