シンデレラに玻璃の星冠をⅡ



「早くッッッ!!!

金翅鳥(ガルーダ)を出せッッッ!!!


俺は制御出来る!!!」



何だか判らねえけれど。


此の場を救うために、金翅鳥(ガルーダ)が必要ならば。

金翅鳥(ガルーダ)を制御出来るというのならば。




出なかったら悪いッッッ!!!



「出でよ――


金翅鳥(ガルーダ)ッッッ!!!!」



途端、目の眩むような赤い光が瞬き…



クアアアアアアッッ



けたたましい鳴き声を響かせて、

緋狭姉の炎の盟友が現われた。



クアアアアアアッッ


叫びながら、金翅鳥(ガルーダ)は――



「だから言っただろうがッッ!!!

どうすんだよ、朱貴ッッッ!!!」


俺達を含めた全員に炎を噴いたんだ。


敵味方なく――

場は混沌だ。



「俺も言っただろうがッッッ!!!」


朱貴も負けじと声を張り上げた。


「俺は――

制御出来るッッッ!!!」


そして、朱貴人差し指を上に上げたんだ。


まるで緋狭姉のように。

そして、短い口笛を吹いた時、



「ええええええ!!!?」



金翅鳥(ガルーダ)は、炎の噴射を止めて――



「何でだよ!!!」



朱貴の人差し指に止ったんだ。


大人しく。