「早くッッッ!!!
金翅鳥(ガルーダ)を出せッッッ!!!
俺は制御出来る!!!」
何だか判らねえけれど。
此の場を救うために、金翅鳥(ガルーダ)が必要ならば。
金翅鳥(ガルーダ)を制御出来るというのならば。
出なかったら悪いッッッ!!!
「出でよ――
金翅鳥(ガルーダ)ッッッ!!!!」
途端、目の眩むような赤い光が瞬き…
クアアアアアアッッ
けたたましい鳴き声を響かせて、
緋狭姉の炎の盟友が現われた。
クアアアアアアッッ
叫びながら、金翅鳥(ガルーダ)は――
「だから言っただろうがッッ!!!
どうすんだよ、朱貴ッッッ!!!」
俺達を含めた全員に炎を噴いたんだ。
敵味方なく――
場は混沌だ。
「俺も言っただろうがッッッ!!!」
朱貴も負けじと声を張り上げた。
「俺は――
制御出来るッッッ!!!」
そして、朱貴人差し指を上に上げたんだ。
まるで緋狭姉のように。
そして、短い口笛を吹いた時、
「ええええええ!!!?」
金翅鳥(ガルーダ)は、炎の噴射を止めて――
「何でだよ!!!」
朱貴の人差し指に止ったんだ。
大人しく。

