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…夢を見た。

なんだか、ふわふわした夢。


あたしは男の子に抱き締められていた。




身体中が甘くてきゅーんってなった。


そしてなんだか…逃げられなかった。

離せなかった。






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「……ん…ぅ…」

目の前で、ぐっすり寝ているこの女。

暑いのだろうか…制服をはだけさせている。


「…油断…しすぎなんだよ」

『俺』は、こいつの身体を抱き締めた。





「…次のターゲットは、お前……」

耳元でそう囁き、俺はこいつに口付けた。



そう…俺は恋なんかしない。

今抱き締めているのだって…

キスをしたのだって…

偽り。



俺は、俺の全てを壊した女というものを許さない。