「ひにゃた....顔に手、置いて?」


僕を真っ直ぐ見つめる若菜。


可愛いなぁ、もう。


「いいよぉ♪でも何で?」


そう言って若菜の顔に手を置く。


「冷たくて気持ちいんだもん。ひにゃたの手。」


ふにゃっと笑う若菜は本当に可愛い。

僕の手に顔をすりすりする若菜。


「フフッ、ダメだよ若菜。」


「何が?」


「秘密♪」


意地悪く笑う僕を不思議そうに見つめる若菜。


本当に本当ーに可愛い。


「おやすみ、若菜。」


僕は若菜に優しくキスをする。


若菜は嬉しそうに笑って目をゆっくり閉じた。