「メイド服。似合ってるな。」
ククッて笑って私に触れる麻野くん。
メイド服....。
「ひなっ!!麻野くん!!お願いだから見ないで!!」
恥ずかしい!!
私はいてもたってもいられなくて下を向く。
「えぇ、何でぇ?こーなに可愛いのにぃ♪ねぇ、ご主人様♪とか言ってよぉ♪」
「いっ言わないよ!!」
拷問だよ!!
とんだ羞恥プレイだよ!!
「言って欲しいなぁ♪若菜?」
私を見つめて首をかしげる。
悪魔日向、降臨です。
こうなった日向は誰にも止められません。
「ごっごしゅ....」
「はい、イチャつかない。」
抱きつく日向を私から離す麻野くん。
たっ助かりました。
若菜、無事生還です。



