「何?この時間。先周りしようって言ったのそっちじゃん。もうあれから2時間以上たってるんですけど。」
「仕方ないだろ。渋滞だったんだから。」
向こうから聞きなれた声が聞こえる。
この声は....
「日向!!?麻野くん!!?」
「「若菜!!」」
やっぱり!!
でも、どうしてここへ?
二人は考え込む私に向かって走ってくる。
「若菜〜!!大丈夫?」
「ひっ日向!!?」
私に抱きついて来た日向。
かっ可愛い。
......あっ!!NGワードだった!!
「ねぇ?若菜ぁ?何でそんな格好しているの?可愛いね♪」
「へ?」
天使な日向さんは嬉しそうに笑う。
そんな格好?
どんな?



