年下男子注意報!!2




「あの貴女見ない顔だけど....。」


そう言って翼くんの後ろにいる私の肩を掴もうとするメイドさん。


パシッ


「コイツは新しく入った僕専用のメイド。気安く触らないで。」


「そっそれは失礼しました。」


メイドさんの手を叩く翼くんに少しおどおどするメイドさん。


このやり取りを何度聞いたことか....。


「また何かわかりましたら連絡をください。」


ぺこりと一礼して小走りでここを去っていくメイドさん。


お恥ずかしいのですがわたくしは今、メイドさんのコス...変装しています。

コスプレって言ったらなんか知らないけど翼くんが怒ります。


「ありがとう、翼くん。」


「ふ〜ん。お礼をちゃんと言えるんだね。知らなかった。」


ムッカァァァ!!

どーゆうことだよ!!それ!!


「ちょっとドスドスいわせて歩かないでよ。うるさい。」


「せめてもの抵抗だ!!困れ!!」


「じゃぁ、もう助けない。」