「日向以外とキスなんてこっちから願い下げだ!!」 怒りに任せて叫ぶ私。 ムカつく!!ムカつく!! 「あーもううるさい。分かったから早く逃げよう?」 今度は盛大にため息をついて私を見つめる翼くん。 「.....。」 「そんな顔しない。ここにいるのは危険だよ。」 そんな顔ってどんな顔だよ。 私の腕を引いて歩きだす翼くん。 私はおとなしく翼くんについて行くことにした。 若菜逃亡作戦スタート☆