薔薇物語~黒薔薇の呪い~


大変なことをした…

そう思っていたら、突然…

「おい、城の者だ!ドアを開けろッ!!」

家の外から声がした

「姫様からの命令で

貴様を連れてくるよう言われた!」

もうオレは怖くなってよ~

公開処刑にでもあうと思って

裏口から逃げだしたんだ…


手紙に名前は書かなかった…

でも、あの髪飾り…

あれを覚えていたのか…??

そう思いながらずっと走り続けて

今ここにたどり着いたんだ…』

男は全てを黒薔薇の前で口にした