ふと疑問に思う
すると朱莉は小さく笑って答えてくれる
「けっこう前からです」
「ふーん、GPS嫌じゃなかったの?」
GPSだと常に行動を監視されちゃったりする
それはなんだかいつも見られているみたいで落ち着かないのでは?と疑問に思った
だけど朱莉はもう一度笑って
「いえ、特に気にはならなかったです」
「ほんとに?」
翔を気にして言っているのではなくて?
なんて少し疑ってみる
するとバッチリと翔と目が合ったので慌ててそらした
「はい、だって今回のことみたいなときのために、私のために池山さんは提案してくれたのでしょうし、私一人では何もできません
それに、GPSは必要な時にしか使わないでしょうし、皆さんは変なことはしないってわかってましたから」
それは信じてもらえているということなのだろう
言葉に出してもらえると、嬉しい

