とんだ迷惑だ
チラリと公園内に視線をやれば、もうそこは静けさを取り戻していて何事もなかったかのようだ
とりあえず帰ろう
今あたしが帰ればあたしが喧嘩したことはあまりわからないだろ
公園内の彼のせいにさせていただこう
そう思い立ったあたしは
「今日俺と喧嘩したことは誰にも言うな
言ったら…俺がお前らを地の果てまで探して直々会いに行ってやるよ」
ニヒルに笑ってそういえば、コクコクと何度も頷いてくれたので、あたしは踵を返した
「お前らの仲間には行った時には喧嘩が終わってたから逃げようとしたら見つかって公園の入口でやられた、とか言っとけ」
踵を返したのでみえはしないが
コクコクと何度も頭を動かすのが予想できた
きっとこれであたしがやったこの喧嘩の噂は公園内の彼がやったことになるだろう

