月虹 Just the way you are




「あたしじゃないよっ」




楽しそうな声でそう言って、フードを取った



その中からバサリと出てきたあたしの髪が、風の流れに流される



ニコニコと笑って、あたしのこと男だと思った?と尋ねる



「は…?」



いまだに何があったのかよく理解できていないのだろう彼は、目を少し見開きあたしを穴があきそうなほど見つめる



「お、んな?」