「……………。 …て、明日ぁ?」 …ガタッ 長い沈黙の後、叫んだかと思えば リンちゃんは勢いよく木製のオシャレな椅子から立ち上がった。 「…千歳っ! わたし、帰るわ!」 それだけ残すと、鞄を引っ付かんで嵐のように去っていくリンちゃん。 ポカンと口を開けたまま呆然とする残されたあたし。