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「…じゃあリンちゃん!
また明日ね?」
終礼が終わるなり、リンちゃんにbye-byeしてHRを飛び出る。
大急ぎで下駄箱に向かい、上履きからローファーに履きかえる。
「さようなら!」
…何事かと驚く守衛さんに挨拶して
校門を飛び出る。
あとは昨日のファミレスまで走るだけ。
なんで自分がこんなに急いでるのかなんて、わかんない。
ただ、早く彼に会いたくて、早くこの気持ちを聞いてほしい。
たった半日会わなかっただけで、こんなに膨らんだ思いを。
誰かを好きになる、気持ちを教えてくれた彼に。
あたしの気持ちを、聞いてほしいんだ…

