…リンちゃん。 ありがとう!! なんか一気に心が軽くなった。 「リンちゃん! 今日の放課後は用事あるから、ゴメン。 明日必ず埋め合わせするね?」 リンちゃんのところに駆け寄って、 手を合わせてお詫びをする。 「…ん? 千歳さては男だな? いきなり、あれの使い道が来るとは… …わたし、天才かなぁ?」 真顔でそー言うリンちゃんが、あたしは本気で心配だよ… …って! 「…ち、ちがう! 今日は、おばあちゃんの家で、パ、パーティーが、あるから。」 無理のある言い訳かな…