lavletter

だから私は電話してしまったんだ。
あなたの本心を聞きたかったから。
「あ、あのさ、最近みんなからつーくんがもしも
別れようって言ったらどうする?って言われるんだけど
なんかあるの?」
「いや…何もないよ。」
「ほんと?なんかあるんだったらなんでも言っていいんだよ!?」
「うん。」
「ほんとに無いの?」
「ないよ。」
少し安心した気がした。
「そっか…ならいいや。ありがと!」
「うん、それじゃあね。」
「うん!またね。」

この時私は安心してしまってたんだ。
だから…
また、浮かれあがってしまったんだ。

でもあなた達の中の1人がさある日私に電話でこう言ったんだ。
「あいつ、お前じゃない人が好きなんだってさ。」
その瞬間涙が出てきた。
「……っ。…ぐすっ。」
「何お前。泣いてんの?」
「う、うるさいっ!…っ。」
「ごめんごめん。」
「だったら早く振ってほしい!!」
「まじでそんなこと言ってんの?」
「うん!ほんとだよ!」
「そっかー。」
「うん、じゃあそろっと切るね。じゃあね!」
「ん、じゃあね~!」


その日からそんなことがあったから遊びに誘えなかった。

そして8月25日…。


私とあなたは別れを迎えた。
「ねぇ、私に言わなくちゃいけないことあるんだよね?」
「…うん。」
「じゃあ早く言っていいよ!」
「……………」
「でも、あるんでしょ?言いたいこと。」
「うん。」
「だからもう言っていいよ!」
「……………」
「好きな人…ぐすっ…できたんだよね?」
「………うん。」
「でもね、私はつーくんがそっちをがんばりたいって言うんだったらそっちをがんばってほしいなって思ってるのね?」
「うん。」
「だから、誰だかは聞かないけど頑張ってね!」
「うん。」
「私はつーくんとして楽しかったんね?
つーくんは……私といて楽しかった?」
「うん。楽しかったよ。」
「そっか。ならよかった。これからもしゃべってね?」
「うん。」
「これからしゃべらないとかなしだからね?」
「うん。あたりまえじゃん。」
「じゃあそろそろ切るね、」
「うん、じゃあね。」
「じゃあね…。」


これがまともに話した最後の会話だったね。


その時はただ私より好きな人ができた。
そう思っていた。

でも…
あなたの本心は違ったんだね。

本当の理由は…
「うざかったから。」

私が電話していたことがすごくうざかったんだね。
ほんとにごめんね。
私、ただただあなたが好きでやっていたことが
全部裏目に出ちゃったみたい。
ごめんね。

そして1番辛いのは
あなた自身を失ってしまったこと。
電話では明日からもしゃべろうと約束なんかしてたけど
でも次の日からは一切しゃべらなくなったんだよね。