Boys Kissシリーズ・『ヤンデレとのキス』

「…なぁ、いつからオレのこと、好きだったんだ?」

「そんなの出会ってすぐ。あんまり可愛いんで、将来絶対結婚するんだって思ってた」

…あれ?

確かオレと幼馴染が出会ったのは、オレが小学1年生の時。

幼馴染は小学2年生だったから、その頃には同性同士では結婚できないことを知って…いなかったのか?

「でも日本ではムリだってことは知ってた。だから大学までは日本にいて、お前が卒業したら外国へ行こう」

……えっ?

何か今、再び血の気が引く言葉を聞いたような…。

「もしかして…外国で結婚する気か?」

「もちろん。ああでもその後は向こうにいても良いし、日本に戻るのも良い。どうせ二人暮らしを始めるんだから、俺はどっちでも構わないから。お前に任せる」

結婚の意思は聞いてくれないのかっ!

でもきっと…イヤだなんて言えば、無事では済まされない。

「そっそう…」

だから今は、幼馴染に身を任せるしかない。

…やっぱりヤンデレって、厄介だ。