Boys Kissシリーズ・『ヤンデレとのキス』

「あっ、やっぱりそうだったんだ。分かっていたけど、改めて聞くと嬉しいなぁ」

と嬉しそうに後ろから頬ずりしてくる。

「うっ…」

けれど幼馴染の腕の中は心地よくて、こうやって触られるのも気持ちいい。

けど幼馴染に抱いている感情が、恋愛なのかと言うと、…あんまり分からない。

「じゃあキスして」

「えっ?」

突然の言葉に思わず顔を後ろに向けると、すぐ近くに幼馴染の顔があった。

「あっ…」

「俺のことが好きなんだろう? なら、キスできるよね?」

「うっ…」

コレは絶対、疑われている。

ただ怖くて言っただけだと、気付かれている。

「ほら」

ぐいっと体を引かれ、顔が近くなる。

「…めっ眼を閉じろよ」

「ヤダ。お前のキスしてくれる顔を見ていたい」

逃げ道無し。

いや、逃げたら恐ろしい目に合わせられる!

オレは覚悟を決めて、向き直った。

そしてゆっくりと、キスをした。

「んっ…」