Boys Kissシリーズ・『ヤンデレとのキス』

「俺は自信があるんだ。お前のことを世界で一番大事に思っているし、大切にもしているだろう?」

口調は柔らかいものの、はっ背後から暗くて冷たい空気を感じる…!

しかも逃れられないように、オレを抱きしめる手に力が込められる。

「えっと…」

「お前のこと、一番見続けたのは俺だ。そうだろう?」

「たっ確かにそうだけど……」

「それに一番近くにもいる。違っていないよな?」

「うっうん…」

怖くて顔が見れない…。

コレっていわゆる…ヤンデレ?

「でもその…オレも男だし…」

「関係ないよ。まあ俺はお前が女でも愛せる自信あるけど」

うっ…。ハッキリ言われた。

「お前も俺のこと、好きだよな?」

…否定したら、オレが消される。

血の気が頭のてっぺんから、つま先まで一気に下がった。

「えっと…うん、と。……うっうん、好き」

震えながら言うと、それでも背後から感じる空気はあたたかな物になる。