どうして2年の間に逃げなかったんだろう…。




女選び放題なのにわざわざ私を選ぶのは何故?。

裏も表も知っていて女遊びも黙認して、いう事聞く都合よい女だからか…。



「愛してるよ。一生逃がさないからな。」


そう囁く魔王様の満面の微笑みに身体中がぞくぞくし、見えない鎖が巻き付いたように離れない。




この悪魔王子から……。


「一生、俺のもの。」



End