零が姿を眩ましたのは二年前。 両親が殺された1ヶ月後のことだった。 兄貴と私で一生懸命捜した。 しかし見つからなくて、 結局、 “まぁ、死んでないだろう” そういう結論に至り、捜索を中断した。 「あ、澪今日俺帰り遅くなるから」 皿洗いしながら兄貴が言ってくる。