兄貴は、前いた族が一般人に手出してると知らずにその族に入っていた。



しかし、一般人に手出してると気づいた私、いや月光はその族を潰した。



ま、兄貴は最後まで知らず、竜神に入った。



恐らく今でも兄貴は前にいた族を正統派と信じ、月光を恨んでいるだろう。



そう思ったらますます兄貴に言えなくなったんだ。



でも、別に月光は悪いことはしてない。



……と、私はそう思う。



ヘッドホンをつけ、音楽を流そうとしたとき……



「優斗様は“月光様”をご存知ですかぁ?」



ある女のブリッコ声が聞こえた。