雨はすっかり上がっていて、夕焼けが眩しい。 私は帰る支度をして、教室を出た。 靴箱に行くとまだ生徒が数人残っていた。 私は靴を履き替え、学校を出た。 下を見て歩いていると、目の前でバイクの止まる音がした。 『……優斗、』 「乗れ」 そう言って顎で後ろを指す優斗。 『……なに、倉庫にでも行くの?』 「ああ」 『……いいよ。』 そう言って私は優斗の後ろに乗った。 夕焼けが眩しくて目を掠める。 今日は、いつもと何かが違う……気がする。