『いや、いらないし。』
「あと、毎日倉庫に来い。」
『人の話し聞けや』
「で、お前狙われやすいから気をつけろよ」
『大丈夫だし。』
かの有名な“月光”ですからね。
やられるほどヤワじゃない。
「ほいっ」
そう言って投げられたヘルメット。
『………は?』
つまり、今日からと。
『いや、今日は朝兄貴と………ぎゃあ!』
私が話してる途中にバイクに乗せてきた。
そしてすぐ、優斗もバイクに乗り、発進。
降りる暇もなく、私は連行されたのであった。
兄貴、怒るなら私じゃなくて優斗を怒れよ―――っ!
私は心の中で叫んだ。



