〜美弥妃side〜

「お兄ちゃん、ちょっと話があるんだけど…いい?」

「あぁ、別にいいけど…」

「ありがとう!
じゃあ、一緒に公園まで来てくれる?」

先日、お兄ちゃんができました。
でも、元は血がつながらない同士だから、こうして2人で歩いてると、なんか…こっ、恋人同士みたい///

でも、自分じゃ気づいてないみたいだけど、凛子は多分お兄ちゃんが好きだから、凛子の為にも誤解を解いてあげなきゃ!

「あ、あのね…凛子のことなんだけど…」

「…うん」

「ごめんね、お兄ちゃん。
凛子のこと、あんまり怒らないであげて?
きっと凛子もね、本当はお兄ちゃんができて、うれしいはずだから…」

「そうだといいんだけど…」

「うん。凛子、照れ屋さんだから…」

「そっ、そうなんだ…」

「あのね…、お兄ちゃん。
私は、お兄ちゃんができてうれしかったよ?
お兄ちゃん、大好き!」

「美弥妃…ありがとう。」