「コレ………」 掠れて震えた声しか出なかった。 「龍騎君の写真。…産まれた当初の写真はあの女が勝手に捨ててしまって一歳ぐらいの頃のしかないらしいけど。」 そこには龍騎が笑顔で写っていた。 「……龍騎……」 ―――俺の息子。 確かに龍騎は俺そっくりな息子だった。 「……可哀想に…ママに似たらお前はモテただろうにな……」 「兄貴のそんな顔、久しぶりに見た。」 「………馬鹿。見るんじゃねー」