普通のあなたと片目の私



「抱いて……私は…龍さんに抱かれたいの…」




「分かった。…優しくするから。」




俺は彼女を寝室へと連れ込んだ。




「龍さん……」




彼女が俺の名前を呼ぶ。


答える代わりに俺は彼女の唇を塞いでやった。




―――これ以上彼女に名前を呼ばれないように。




そうして俺は彼女に偽りの愛を注いだ。