「山田さん…今から家に来れますか?」 「あー…仕事抜け出して来ちゃったからな…ちょっと待って。」 「無理みたい、お母さん。」 再び携帯電話に戻す。 「待ってって言ったのに!……あ、景山か?俺、今日はもう上がらせて…分かってるって……え……いやでも……分かったよ…その代わり1時間で絶対帰らせてもらうからな。」 フゥと息をつく山田さん。