推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】



『し、死んでる……』


主である秋の声がした。



――なんで……?



匠の心臓が、不快な鳴り方をした。



――なんで「声」がしないの……?



『油?なんでこんなもん……』


宗の声。


『食用油のオイルポットも落ちてます……』


浮夫の声。