だが、姫子はそれを柳のようにかわしながら微笑んだ。 「ふふっ。この迷宮を抜けられたら、次の問題もきっと解けるよ」 「お!そうなの?楽しみだなあ」 ホントにお姉ちゃんってすごいや、と賛辞を送ると、姫子は窓を眺めながら静かにつぶやいた。 「お姉さんはね、将来はクイズ作家になりたくって。難しくて面白い問題、いろいろ作っ てあるのよね……」 「なれるよ、絶対。ボクが保証する!」