「なんだなんだ。またホットか。大体、ガキにゃ100年早い。ラテなんて」 野次る宗に目もくれず、ゆっくりと啜ってみる。 ――甘い。 苦いはずという先入観に反して、ラテは思いのほか甘かった。 泡がジュッと唇で弾け、そうかと思えば後から甘いものが口いっぱいに広がって。 少し熱すぎて舌が痺れたが、すぐに心地のいい温度と味わいに変わった。