今日は見えないな…

…ヒラ‥ヒラ~

……ヒラ‥ヒラ…~



…雪か

雪もたまにはいいナ


毎夜のように月に見とれている俺を


隠してくれるようダナ


何故こんなにも
月に引き込まれるのか…


自分でもわからない

どこか寂しげで
儚くて

自分の愚かさを共有してくれるような


気分が優しくなれる

そしていつも
月を見ながら思うのは…


…ミク…


魅惑的な雰囲気が似てるのかもしれない

儚げで
どこか脆く崩れそうで
惹きつけて離さない…

どんな俺も

優しく包み込んでくれる


ただ

どこかいつも
闇があるような…

月の魅力は俺にとって惹かれる反面怖さが残る…

…にも似たミクに俺は
意味もわからず

…怖く怯えて


逃げていたんだ


壊してしまいそうで

…アイツの中に引きずり込まれそうで


逃げて


…いたんだ