「ん?それはな、 二代目様が、いつか立派になる、 祖父である初代の名に恥じない為 まだ、未熟故に"晴明"になれない と断ったそうだ、」 老人は、少女の頭を撫でる 「鈴音"晴明"にもだが 歴代"清明"の名にも重みがある、 まだ、五つにもならないのに、 式神を下ろせたんだ、 がんばって、上を目指そうな」