そして数日後のある日。 あっ! 「はい。消しゴム落ちてるよ(^^)」 「んっ。サンキュー。」 その子の名前は野澤一輝(ノザワイツキ)。 一輝は今まであまりしゃべったことはなかった。 「あっ。ちょうどいいや。ちょっとさーあれ貸してくんない?あのー…」 「名前ペン?」 「あっ!そうそう。でもなんでわかった?」 「えっだって今教科書に名前書けって言われたからそうかな~と思ってさ。はいどーぞ。」 「ありがと。」