あなたに見守られながら・・・


次の日から、俺は今まで以上に黒木と一緒に過ごした。
朝練も行かなくなって、部活中も詩音を避けた。

帰りも黒木と一緒・・・
そんな俺たちを見る詩音の視線が痛い・・・
今にも泣きそうな顔で俺たちを見てる詩音。

詩音、ホントごめん・・・
あと少し・・・あと少しだから、俺のこと信じて待っててほしい・・・


そんな辛い1週間が今日で終わる。

早く詩音を抱きしめたい・・・