「わかった・・・だから、詩音には何もするな!わかったな!」 「ふふ・・・約束よ!絶対あの子と話しちゃダメだからね!」 その夜、俺はイチローに会いに行って、このことを話した。 イチローは、黒木の出した条件をのんだ俺に納得してくれなかったけど、詩音を助けるためだと言ったら、詩音のことは任せておけと言ってくれた。 イチロー、まだ詩音のこと好きなんだよな・・・ ごめんな・・・そんなイチローに詩音のこと頼むなんて・・・ 俺、ホント、サイテーだよな・・・