「優梨、待てよ!」
俺は優梨の腕を掴んで優梨を引き止めた。
下唇を噛みながら怒りに震える優梨。
「優梨、黙って俺の話を聞いてほしい。俺、詩音が藤島のこと好きだったこと知ってた。詩音は、初めて会った時から藤島のこと好きだったんだよ。」
「!?」
「そして、藤島も、詩音のことを初めて会った時から好きだった。気付いてなかったけど、2人はお互いのことをずっと好きだったんだよ。」
「ウソ・・・」
「でも、詩音は優梨が藤島のことを好きなことを知って、身を引いた・・・ほら、詩音、いつも自分に自信がないだろ?藤島が優梨を選ぶはずだって決めつけて・・・それで木崎と付き合ったんだと思うよ。」

