その後、藤島くんはあたしが泣き止むまでずっと抱きしめてくれていた・・・ あたしが不安にならないように・・・ 泣き止んだあたしを見て、 「じゃあ、また明日な!」 って、頭をポンポンとして帰って行った・・・ 部屋に戻ったあたしは、待っててほしいって言ってもらえた嬉しい気持ちと、優梨や黒木さんへの罪悪感とで複雑な気持ちのまま、気付いたら眠ってしまっていた・・・ これから起ころうとしていることも知らずに・・・