電話を切って、しばらくベッドの中でうずくまっていたあたし。 もう、何もする気になれなかった・・・ 良かった・・・今日、お母さん達旅行でいないんだ・・・ その時・・・ ピンポーン・・・ 妙にけたたましく鳴るチャイム・・・ ピンポーン、ピンポーン・・・ 居留守使ってるのはわかってるんだぞと言わんばかりに、チャイムの音は鳴り続ける。 あたしは、仕方なくインターホンに出た。