「早速だけどさ、今日から一緒に帰らない?俺、駅まで送るし!ダメかな?」 少し遠慮がちに・・・ でも少し強引に聞いてくる木崎くん。 「でも・・・そんなの悪いから・・・」 「俺が送りたいの!」 それからハッとした顔をして、少し悲しい顔をした木崎くんは、 「もしかして・・・迷惑・・・かな?」 と聞いた。 あたしが首を横に振ると、木崎くんは 「良かった!じゃあ、送らせて!」 と、笑顔で言った。