「詩音、俺たち別れても、大切な幼なじみだから・・・いつでも俺に頼ってきてほしい。な?詩音・・・笑って?」 「うん・・・いっくん、ありがとう・・・」 あたしは涙を流しながら、精一杯の笑顔でいっくんにありがとうと言った。 「最後に・・・もう一度だけキスさせて・・・」 と言ったいっくんは、あたしにとても優しいキスをした。 あたしはいっくんの腕の中で、涙が止まらなかった・・・