あなたに見守られながら・・・


イチローside


2年生になった俺たち。
今年こそ詩音と同じクラスにって思ってたのに・・・

「俺、また詩音と離れた・・・」

俺、詩音が誰かに取られないか、心配なんだよ・・・

そんな俺に、
「いいじゃん!俺と一緒なんだから!」
と言う藤島。

「お前と一緒よりも、詩音と一緒のがいい・・・」と言ってしまった。