あなたに見守られながら・・・


裏庭に戻ると、反省していたらしきイチロー。
もう大丈夫だからケンカしないでと言う紫藤を、イチローが抱きしめた。

俺、やっぱ無理だ・・・
これ以上2人をそばで見てるの、辛いわ・・・


「そろそろ教室に戻った方がいんじゃね?」

俺はそう言って、2人を引き離した。