「詩音、良かった・・・」 そう言って紫藤を抱きしめるイチロー。 イチローの焦った顔は、本当に紫藤のことが好きなんだと、実感した。 イチローの様子をからかった川島に 「こんなかわいいやつ、男がほっとくわけないんだから・・・何かあったらどうしようかと思ったし・・・ホント、良かった・・・」 と言うイチローの言葉に、真っ赤な顔で応える紫藤。 なんだ、紫藤も、もうイチローのことが好きなんじゃん・・・