あなたに見守られながら・・・


「詩音!」

俺の声に振り向く藤島と優梨。

「どうしたの?」

焦る俺に聞く優梨。

「詩音がいなくなった・・・」

「うそでしょ?!」

ウソみてぇだけど、ウソじゃねぇ・・・


「「詩音~」」

「紫藤~」

背の高い俺たちが探しても見つからない・・・
どうしよう・・・詩音に何かあったら・・・俺・・・