あなたに見守られながら・・・


詩音・・・ホントかわいいよ・・・
俺に見せる為にそんなかっこしてくれたのか?

そんなことを思いながら、手を繋いだまま黙って歩いていると、

「やっぱり着替えてくるよ。」
と言った詩音。


もう・・・仕方ないなぁ・・・

俺は詩音の指を絡めて、恋人繋ぎをする。そして耳元で
「かわい過ぎるから・・・」
と言った。


「ありがとう・・・」
と言う詩音がかわいくて、
「ホント、マジかわい過ぎて、誰にも見せたくないよ。」
と言ってしまった。